問題ギャンブルとカジノ対策を考える

家族でごらんください・・・「ギャンブル依存の真実を伝える動画」

2016年5月5日 コメントする

こんにちは、ワンネスグループの三宅です。

大型連休も終盤ですね。

ゴールデンウィークだけではなく、お盆や年末年始など家族が顔を合わせやすい時期は、
ギャンブルがコントロールできない事による問題が見つかりやすいタイミングと言えます。

私の場合、年末年始に前触れもなく急に帰る事が何度もありました。理由は単なる帰省であるはずがなく、ギャンブルによる借金返済のための工面。しまいに、親は「お前が実家に帰ってくるという事は、何か不吉な事がある。」と言っていたほど。

「こんな事を話したら、きっと叱られるか、適当にあしらわれるだろう。」という考えが、いつの間にか自分の考えに埋まってしまっていました。なので、たわいもない事以外で、例えば親に悩みを話すといった事はほとんどありませんでした。ギャンブルをすること自体後ろめたい事だと当時は思っていましたし、そこで借金をしてしまったからなおさらです。

 

借金の肩代わりを、散々お願いしてきた立場だったので、偉そうな事は言えません。
借金は家族の今後を左右し、心が痛むことです。怒りたくなるのも当然です。
しかし、その事を打ち明けるということは、本人の「勇気を持った行動」かもしれません。

怒ったあと、ほんの少しでも良いので、その勇気に心を寄りそわせてもらえたらと思います。

そして、最後には、お金を出すのではなく、何かの尻拭いをするのでもなく、
このブログや他で触れられている解決策を、本人へ差し出していただきたいです。

 

さて今日は、ぜひご家族皆さんでご覧いただきたい映像をご紹介します。

 

BREAK EVEN from RTW Productions, Inc. on Vimeo.

 

これは、ニュージャージー州の強迫的ギャンブリング協議会が広告会社に依頼し作った短編映画です。オンラインギャンブルにはまった若者二人と、それに巻き込まれる家族を描いたもので、ワンネスグループが連携を取らせて頂いているNCPG(全米問題ギャンブル協議会)経由で教えて頂きました。全編英語ですが、ギャンブルに問題を抱える方や、そのご家族の方には、雰囲気だけでも十分伝わるのではないでしょうか?

 

問題ギャンブルの影響を受け、崩壊していく家族。
一方、共に助けを受けようと言ってヘルプラインに電話をした家族。

依存に陥ると、最悪死んでしまう可能性があるのだという真実を伝えている一方、解決のための手段があり、勇気をもって連絡する事で解決への糸口をつかむことが出来るという真実も伝えられています。しかも、具体的にどこへ連絡をすれば良いのか電話番号まで伝えていて、とても素晴らしい内容だと思いました(それもそのはず。「コミュニケーター・アワード」というマーケティングとコミュニケーションに対する賞で、金賞を受賞したそうです)。

 

国内でも、同じようなケースが数えきれないほどあります。
依存症の事を知り、でも助けを求められずに崩れていくケース。
不安を抱きながら、それでも思い切って助けを求めていくケース。

なぜ、二つのケースに分かれてしまうのでしょうか?
ここに、依存症のご家族をサポートする上でのポイントがありそうです。

 

動画の最後では、泣いている娘を家族が抱きしめ、ヘルプラインに連絡するのを見守るというシーンがありますが、実際はどうでしょう?

「問題を隠したい、何とか自分たちで解決したい。」
「いまさら、何をやっても無駄、何もしたくない。」
「本人を恨んでいる。一切かかわりたくない。」

助けたいという思いの反面、これらの思いで心の中がいっぱいになってしまう。
これが、実際のところではないでしょうか?

『頭では分かっているんですが、気持ちが追い付かないんです。』
ご家族の相談を受けていて、このようにおっしゃる方が多くいます。
共通しているのは、恨みや恐れに、身も心も覆われてしまい、疲弊していることです。

 

ワンネスグループは、ご家族の皆さんに「元気」を得て頂きたいと思っています。

治療する、回復を目指すのはもちろん依存症者本人ですが、
そこを後押ししていくために重要な役割を担っているのは、やっぱりご家族です。

まず、ご家族の不安を取り除き、乾いた心が潤おうための支援をし、
恨みにコントロールされた行動からの変容も後押ししたい。

家族の皆さんに力が宿る。
その結果として、本人が回復へと一歩を踏み出すという光景を何度も目にしてきました。

 

ワンネスグループの相談メールや相談ダイアルには連休中も多くの相談が寄せられており、全力で対応しています。もちろん、単に話を伺うだけではなく、今日もインタベンションセンターの大田ディレクターが、スタッフの一森といっしょに、ギャンブル依存症者の家族に対するインタベンション(依存症治療に拒否的な本人に対して、家族と協力をして動機づけをする手法)に向かっています。

また、全国各地で家族のためのグループ(ファミリーグループ)を開催しており、相談も受け付けていますし、東京では毎月、家族支援のエキスパート加藤力先生のワークショップも開催しています。これらのセミナーやワークショップで、より良い知識、なにより「元気」を受け取ってください!

 

大丈夫です。
依存から回復を続けている私たちスタッフがついています。
分からない事は、聞いてください。
全てを解決できるわけではありませんが、スタッフは全力サポートします。

分からない事が何かが分からない、という場合もあるでしょう。
その時は、ワンネスグループのギャンブル依存症小冊子にあるQ&Aを参考にしてください。
http://oneness-g.com/books.html

 

先日、メール相談頂いた方から、このような返信をいただきました。
「メールを読み、少し、光が見えた気が致しました。本当にありがとう御座いました。」

抱え込まず、あきらめず、どうか一度メール、電話、ラインなどで相談してください。
そして、お知り合い、ご親戚でお困りの方に、どうか伝えてください。

ギャンブル依存症、問題ギャンブルに、解決策はあります。

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★ワンネスグループセミナー(関西・東海・東北地区 5月開催分情報)★
参加費無料/当日のご参加可能です。
終了後、相談も受け付けます(人数に限りがありますのでご了承ください)

<奈良・奈良市>5/10(火)18:30-20:30
エルトピア奈良 小会議室3(奈良県奈良市西木辻町93-6)
「依存症と’生きづらさ’」

<三重・四日市市>5/13(金)13:30-16:30
四日市市市民交流会館 第4会議室(三重県四日市市本町9-8)
「生きづらさから生きやすさへ」
※後援:四日市市/三重県精神福祉士協会(順不同・敬称略)

<福島・郡山市>5/22(土)13:30-16:30
郡山市民文化センター 第3会議室(福島県郡山市堤下町1番2号)
「生きづらさ」から「生きやすさへ」

<宮城・仙台市>5/23(日)13:30-16:30
生涯学習支援センター 第2セミナー室(宮城県仙台市宮城野区榴岡4-1-8)
「生きづらさ」から「生きやすさへ」

<愛知・名古屋市>5/27(金)13:30-16:30
ウィルあいち セミナールーム5(愛知県名古屋市東区上堅杉町1)
「女性の依存症と回復」
※後援:愛知県/名古屋市(順不同・敬称略)

<兵庫・神戸市>5/28(土)13:30-16:30
兵庫県中央労働センター 202号室(兵庫県神戸市中央区下山手通6-3-28)
「ギャンブル依存症」

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