リチャード・グレイ博士に学ぶブルックリンプログラム認定とトラウマリカバリー連続講座 in 奈良

リチャード・グレイ博士セミナー ブログ

条件付けを変える脳の仕組み

2015年3月23日 コメントする

みなさん、こんな話をきいたことがありませんか?

犬にご飯を上げるときに、ベルを鳴らしてから上げるということを
繰り返しているうちに、そのベルの音を聞いただけで、ご飯がなく
ても、犬がよだれを出すようになったという有名な実験です。

この実験はパブロフの犬の実験です

条件付けというのは、ある特定の刺激に対して、ある特定の反応を

するように、刺激と反応が組み合わされているということを指しますね。

このパブロフの犬のように、ある特定の刺激(=ベルの音)と、あ
る特定の反応(=よだれが出る)とを、結び付けることを「条件付
け」と言います。

アディクトにはお酒や薬、ギャンブルなど、それらに直接的に、あるいは間接的に結びつくことになっている脳の回路が色々とあるわけです。

1つがパブロフが提唱した条件付け(Classical Conditioning)。もう1つがスキナーが提唱した条件付け(Operant Conditioning)。

私たちは、外界からの刺激を、五感で受け取り、その感覚が感情を
刺激して、何かの行動という形で、反応をしています。

例えば、馬糞の臭いで競馬をイメージしたり、ミネラルウォーターから覚醒剤をイメージしたり、お金や音楽からパチンコを連想したりします。

つまり、条件付けは、

刺激 → 感覚 → 感情 → 行動(反応)

という一連の経路を通じて起きます。

しかし、条件付けは、好ましいものもあれば、
一方で、自分や誰かを傷つける反応を自動的に引き起こす条件付けというものもあ
ります。これが悩みの種だったりするのです。

例えば、特定の状況において緊張してしまうとか・・

この条件付けがある限り、いつまで経っても、好ましい反応ができな
いでしょう。

しかし、実は、この条件付けを変えることができるとても簡単な手
法があります。

この手法を使うと・・・

見たり、聞いたり、感じたりする(感覚)と、
ときめきながらも、心はリラックスし(感情)、自分を大切にする人生を生きることができる
(反応)

何か問題となっている感情や行動(反応)があるならば、それを引
き起こしている感覚(刺激)との「条件付け」を変えてしまえば、
その問題となっている感情や行動が起きなくなります。

その結果、その人の人生も自然に変わってしまうという訳です。

その条件付けをアップデートし、またそれらを超越する技術の様々な手法をグレイ博士から色々と学びます。

【プログラムの構成】
  • 記憶と感情のサブモダリティ構造
  • スキルとしての感情、リソース(資源)としての記憶
  • 感情をコントロールする鍵となるアンカーを作り出す。
  • 新たな高みへ:感じ取る経験がさらに深みへと達する。
  • 奥深くのセルフ(自己)コントロールする:
    より深いセルフの感覚と中心を見つけるために作られたツールを使う。
  • 豊かさを広める:これらの新たなツールを現実の生活の状況へと伸ばしていく。
  • 自分自身で:自分のパーソナルなニーズを満たす新しいアンカーを作り出す。
  • ポジティブな歴史を呼び覚ます、より多くのリソースを見つけ自分のポジティブな過去と結びつける。
  • さらに深みへ:パーソナルヒストリーの新たな要素を感じ取ったセルフの感覚へと統合する。
  • 未来の定義:妥当な、達成可能な未来を作り上げるために感じ取ったセルフの感覚を使う。
  • 未来の安定化:未来を明確にするためにウィン・ウェンガーのイメージストリーミングを使う。
  • 未来の視覚化:Robert DiltsとStephen Gilliganの編み出した
    イニシエーション(開始の儀式)のためのファイナルエクササイズ。

そして、感情や行動に変化をもたらします。

やがては新しい感覚が積み重なって、人生に大きな変化をもたらすのです。

グレイ博士の講座

決して後悔することはないはずです。

あなたの人生が大きく変わることでしょう。

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