アディクションには「学習された関連付け」と解釈することができます。こういった学び取らずにはいられない「関連付け」の中でアディクションは進行していきます。なので、アディクトになるためには、2年ないし5年使い続ける必要があるでしょう。親の育て方やトラウマが直接的な原因でありません。しかし、大きく関係はしています。なので専門的なケアが必要になります。
昔から「希望を失ったアディ クト」の中には、スピリチュアルになり、自分の天命を見出す者、あるいはそれを乗り越えて成長する者の話が語り草となっています。アディクションとは人生で一番大事なものにかかわってきます。科学者はそれをインセンティブサリエンス(動機の突起物・強いシグナル)と呼び、アディクトが自分にとってより大きな大事な何かを見つけたならば、アディクションは消え去るといっています。
その大事な何かを共に探求していく人生の旅へ、ようこそおいでくださいました。
リチャード・グレイ