昨年9月に開催されました、大絶賛のワークショップです
今年6月に、ロクサーナ・エリクソン博士とダン・ショート博士のダブル講師によるプラクティショナーコース&マスタープラクティショナーコース【エリクソン2016】が東京で開催されます。
公式ホームページで、お2人からのメッセージが更新されました!
今回は、ロクサーナ・エリクソン博士からのメッセージをお伝えさせていただきます。
ダン・ショート博士からのメッセージも新たに更新されています、是非お読みください
下記リンクから、ご覧くださいませ。
http://jaai.oneness-g.com/semi_roxanna/
ロクサーナ・エリクソン博士からのメッセージです
日本の皆さま、こんにちは。ロクサーナ・エリクソン・クラインです。
昨年9月、日本で初めてとなる私のエリクソン催眠のセミナーを行うことができ、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。
実は、日本を訪れたのは、初めてで、なかなかご縁がなく、この歳になるまで一度も訪れたことができなかったのですが、ワンネスグループの招聘を受け、憧れだった日本を訪れることができて、とてもいい体験になりました。
出発前には何が起きるのかわからなくて不安もありましたが、4日間でヒプノシス入門編のプログラムを行い、加えて2つの特別テーマを扱いました。
とてもうまくいったので、次回はもっと良いプログラムにするためにと、今回は、ダン・ショート博士とのジョイントセミナーを行うことにしました。
私たちがコラボレーションするときのエネルギー、そして物事を全く違った方法で見るということをお届けしたいと思います。
ショート博士は、私が持っていない、素晴らしいスキルを持っているので、エリクソン催眠の異なるテクニックも学んでいただけると思います。
私が良いと思うのは、ショート博士のスタイルは私のスタイルとまったく違うことです。
私は物事を体系的に整理し、順序立てて1つ1つやる傾向があります。
ショート博士は、もっと自然に流れるままに、そこにあるニーズや空間のエネルギーにこたえて、その時に必要だと思われるものに反応する形で行います。
我々は二人とも自分たちのできる限り、二つの違う方法で、クライアント・受講者の方たちのニーズを満たすように努力します。
二つの違う方向から合わさるエネルギー、そのバランスや調和が、受講生・学び手の皆さんにとって我々の手渡せるものを全く違った次元へと広げてくれるでしょう。
今回のテーマはレジリエンス
ヒプノシスの優れたスキルを築くブロック、そして特別テーマを結び付ける糸となります。
今回のやり方として、私たちは最初の4日間を分担して教えます。ショート博士が半日、私が残りの半日というように分けます。
2人とも部屋にいて、片方が話しているときに、もう片方がアイデアを挟んだりします。
しかし、それぞれが授業の別の要素において主任となります。
そして、さらに今回は、体験的挑戦を組み込むことで、受講者の方が特定のスキルをやってみて、自分のレベルを知り感じられるようにします。
中級の治療・ヒプノシストレーニングは、去年と同じ認定プログラムではありますが、内容は違ったものになります。ですから、去年参加され方も、また、新しい内容を学ぶことができます。去年の繰り返しにはなりません。去年終わったところから始め、次のステップへと進みます。
トラウマを乗り越えるためのセルフヒプノシス
トラウマの経験のある人たちは、私たちのオフィスに来る人たちの間でかなりの割合に上ります。
多くの人がこの問題を抱えています。時には重大な問題になっていますし、大きく見えなくても、その人の人生を傷つけている場合もあります。
彼らは、それに取り組んで乗り越える機会を手にできるべきです。
それで、私がお話したいトピックの1つがセルフヒプノシス(自己催眠)です。
ステップ・バイ・ステップで構成されたセルフヒプノシスのトレーニングに1日を費やし、最初はどう取り掛かるか、どのように進むかがわかるようになります。
参考資料をお渡しするので、それを見返しながら「ステップ1は終わったから、今はステップ2だな」と言えるようになります。
これを一通りすべて終えると、参照できる経験と資料を手にすることになります。
あなたにはそこにいつでも戻れる自信と能力が備わり、クライアントにも体系的に教えられるようになります。
これまで何度も見てきましたが、セルフヒプノシスのトレーニングを受けながら、それでも「私はこれが苦手だ。これからマインドフルネスを勉強しよう。それならものにできるだろうから」と感じる人がいます。
私は今回セルフヒプノシスを分解して、文章で詳しく説明し、皆さんの参考書となるもの、自分で自分を評価して、行き詰ったらどこでそうなったのかがわかり、次にどのステップを取ればよいのかがわかるものを作ることにしました。
そして、もうひとつ取り組むことは、習慣のマネジメントです。
様々な習慣的行動に取り組む方法や一連のスキル、エクササイズについてお伝えします。
そこには過食・依存症・強迫的行動など、病的なものから日常よくあるちょっとしたことまでカバーできます。
この行動パターンを破ることが問題から抜け出す上で不可欠となります。
最後に、ワンネスグループの皆さんと一緒に仕事をできるのは光栄なことです。
昨年グループや受講生の皆さんの中にいる素敵な人たちとお会いできました。
前回のプログラムの生徒さんは素晴らしい方たちばかりでした。
再び皆さんとお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。
ロクサーナ・エリクソン博士 プロフィール
ミルトンエリクソン財団 理事
ミルトン・エリクソン(1901年12月5日 ~ 1980年3月25日)は、あまりにも有名です。催眠療法家として知られる精神科医、心理学者であり、彼はアメリカ臨床催眠学会の創始者で、初代会長も勤めました。
晩年は催眠の臨床性・実践性向上のため、精力的にワークショップを開き世界各国を行脚しましたが、にもかかわらず、日本への訪問は3度目のポリオ発病のため、ついにかないませんでした。
昨年、JAAIの招聘により初来日を果たしたロクサーナ・エリクソン博士は、ミルトン・エリクソンのご息女です。幼少期から父親であるミルトン・エリクソンとの親子のコミュニケーションの中から自然な形で、魔術師とまで言われたミルトン・エリクソンの表現力、コミュニケーション力を継承されており、エリクソン催眠を学ぶにあたっては、非常に貴重な存在と言えます。
昨年の初来日に続いて二度目の来日となる今回は、ロクサーナ・エリクソン博士とさらに、ロクサーナ博士の盟友で、エリクソン財団のキーパーソンでもある心理学者で、臨床心理士のダン・ショート博士も来日。
エリクソン催眠を最も体現するお二人による贅沢な講座となります。
みなさまからの、お申し込みをお待ちしております
3/末迄超早割価格です
<ロクサーナ・エリクソン博士とダン・ショート博士の>ダブル講師によるプラクティショナー認定コース&マスタープラクティショナー認定コース『エリクソン催眠2016』
http://jaai.oneness-g.com/semi_roxanna/