ギャンブル依存症対策フォーラム

ギャンブル依存症に必要な支援

参加には事前申し込みが必要です。

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講師ロリーン・ルーグル博士からのメッセージ

動き始めるギャンブル等依存症対策

先の国会での法案提出によって、本格的に動き始める「ギャンブル等依存症対策」。
国の動きに呼応するように、IR(カジノ)導入を目指す自治体や、
ギャンブル等の事業者も、対策に何が必要かを模索し始めました。

ワンネスグループでは、依存症の経験を持つスタッフが支援専門職のトレーニングを受け、
これまで200名を超えるギャンブル等依存症者の脱却支援を提供。

さらには、無料の相談ダイアル、セミナー、家族会などを通して、
依存症者のご家族への情報提供や本人へのかかわり方の教育活動も並行して行っています。

経験者としての感覚だけではなく、
ギャンブル等依存症者への支援にはそもそも何が必要なのかという、
専門的知見を得るべく、2014年からアメリカ国内の対策団体との連携を開始。

そのうちの一つが、今回のセミナーで登壇いただくロリーン・ルーグル博士が代表の、
IGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会)です。

先の国会での法案提出によって、本格的に動き始める「ギャンブル等依存症対策」。国の動きに呼応するように、IR(カジノ)導入を目指す自治体や、ギャンブル等の事業者も、対策に何が必要かを模索し始めました。

ワンネスグループでは、依存症の経験を持つスタッフが支援専門職のトレーニングを受け、これまで200名を超えるギャンブル等依存症者の脱却支援を提供。

さらには、無料の相談ダイアル、セミナー、家族会などを通して、依存症者のご家族への情報提供や本人へのかかわり方の教育活動も並行して行っています。

経験者としての感覚だけではなく、ギャンブル等依存症者への支援にはそもそも何が必要なのかという、専門的知見を得るべく、2014年からアメリカ国内の対策団体との連携を開始。

そのうちの一つが、今回のセミナーで登壇いただくロリーン・ルーグル博士が代表の、IGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会)です。

動き始めるギャンブル等依存症対策

2014年秋、ルーグル博士に来日いただき、
認定カウンセラー資格のための直接の講義を実施。
生物学的、サブタイプについての学習から始まり、
アウトリーチやアセスメント・治療計画、
そして継続的なケアまでの体系だった学びに加え、
家族の問題、司法の問題、文化・年齢・性的アイデンティティといった部分まで、
まさに、ギャンブル等依存症の回復支援に必要な情報を包括的に得ることができました。

ギャンブル、あるいは依存症という問題に限らない事ですが、
支援については入口から出口までの体系的な支援を途切れなく提供することが理想的。
IGCCBのトレーニングはこの理想を具体化するアイディアとなりました。

そして今年秋、ルーグル博士の2度目の来日が決定。
資格トレーニングとは別に、支援に必要なことについて語って頂くセミナーを開催する運びとなりました。

日本国内でこれから動き始める様々な対策を、実効性のあるものにするため、
今回のセミナーをお役立て頂ければ幸いです。

2014年秋、ルーグル博士に来日いただき、認定カウンセラー資格のための直接の講義を実施。生物学的、サブタイプについての学習から始まり、アウトリーチやアセスメント・治療計画、そして継続的なケアまでの体系だった学びに加え、家族の問題、司法の問題、文化・年齢・性的アイデンティティといった部分まで、まさに、ギャンブル等依存症の回復支援に必要な情報を包括的に得ることができました。

ギャンブル、あるいは依存症という問題に限らない事ですが、支援については入口から出口までの体系的な支援を途切れなく提供することが理想的。IGCCBのトレーニングはこの理想を具体化するアイディアとなりました。

そして今年秋、ルーグル博士の2度目の来日が決定。資格トレーニングとは別に、支援に必要なことについて語って頂くセミナーを開催する運びとなりました。

日本国内でこれから動き始める様々な対策を、実効性のあるものにするため、今回のセミナーをお役立て頂ければ幸いです。

参加には事前申し込みが必要です。

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ロリーン・ルーグル氏のプロフィール

ロリーン・ルーグル氏

メリーランド大学医学部 問題ギャンブルセンター
プログラム・ディレクター
国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会(IGCCB)代表

1984年より、入院病棟・入所施設・外来診療等の場で問題ギャンブルの治療や予防に携わる。
クリーブランド退役軍人省医療センターおよびコネティカット州精神衛生依存症サービス省などを経て現職。

メリーランド大学医学部 問題ギャンブルセンター
プログラム・ディレクター
国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会(IGCCB)代表

1984年より、入院病棟・入所施設・外来診療等の場で問題ギャンブルの治療や予防に携わる。
クリーブランド退役軍人省医療センターおよびコネティカット州精神衛生依存症サービス省などを経て現職。

1984年に設立された、ギャンブル依存症カウンセラーの資格認定組織で、
米国内外でもっとも広く認められた専門機関。
ギャンブル依存症の研究者を中心に組織され、ギャンブル依存症に特化しつつ、
病気の治療を包括的にカバーした、世界に類を見ないプログラムを開発している。

1984年に設立された、ギャンブル依存症カウンセラーの資格認定組織で、米国内外でもっとも広く認められた専門機関。ギャンブル依存症の研究者を中心に組織され、ギャンブル依存症に特化しつつ、病気の治療を包括的にカバーした、世界に類を見ないプログラムを開発している。

ギャンブル依存症対策フォーラム
  • 日程・会場

    • ●東京:9/12(火)13:00~16:00
      霞が関ナレッジスクエア スタジオ
      (千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート)
    • ●大阪:9/19(火)13:00~16:00
      大阪国際交流センター 会議室C・D
      (大阪市天王寺区上本町8-2-6)
  • 登壇者

    (8/15現在)

    • ●ロリーン・ルーグル氏
      国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会(IGCCB)代表
    • ●三宅隆之
      一般財団法人ワンネスグループ共同代表

    参加費

    2,000円(当日、受付にてお支払いください)

代表挨拶

三宅隆之

ワンネスグループ共同代表
三宅 隆之

  1. 精神保健福祉士
  2. ギャンブル依存専門ソーシャルワーカー
  3. IGCCB認定問題ギャンブルカウンセラー

<プロフィール>
1974年生まれ。大学卒業後、ラジオ局ディレクターとして勤務するも、ギャンブルやアルコールへの依存がもとで問題を起こし解雇となる。
2006年に依存脱却の歩みを始め、司法書士事務所勤務を経たのち、2011年にワンネスグループ(奈良県)へ転職、現在に至る。
ギャンブルやアルコール依存症からの回復を通して得た経験をもとに、当事者や家族の支援を行うほか、全国各地で依存症についての理解を深めるための市民向けセミナーを開催。また、学校や企業における依存症予防・早期発見・早期対処をテーマにした講演も実施。

最近は、IR(カジノを含む統合型リゾート)の国内導入論議が高まる中、問題ギャンブルについての予防教育や啓発活動を行っている海外団体との連携を深め、それらの知見をもとに国内関係者に対して提言を行っている。
NCPG(全米問題ギャンブル評議会)会員、IGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会)日本本部事務局、日本ギャンブル等依存症ソーシャルワーカー協会(GSWJ)発起人。

私もギャンブル依存症の当事者です。

大学1年生でギャンブルに出会い、はじめはコントロールして遊べていたものの、金銭をはじめ様々な問題をおこしていき、家族、職場、友人を巻き込み傷つけました。

問題をおこしていることを理解しており、今度こそ止めたいと誓うのですが止められずに状況は悪化する一方・・・。自身への信頼感も枯れ果てて、心から血がドクドク流れているような日々を過ごしました。

「ギャンブルのせいで、こんな人生になったんだ。ギャンブルさえなければ・・・」

依存の渦中にあったとき、そしてギャンブルを止め始めた後も、私はそう信じて疑いませんでした。
しかし、依存脱却のための心理プログラムを経る中で、私の心の中にあるもの(挫折感、不安、恨み、寂しさ)を知ることができ、また高校時代から続いているアルコール依存にも気づきました。

『ギャンブルがあったからそうなったわけじゃなく、自身の意志や根性が弱いからでもなく、たまたま出会ったギャンブルやアルコールが、自分の中の負の感情と結びついた。』

大きな発見により、私はギャンブルのとらわれから解放されて、10年が経ちます。同様の心理プログラムを提供している私たち施設のメンバーも、同じような経験を語っています。

問題をギャンブルの存在のせいにするのではなく、依存の背景を的確に捉えて、本人や家族の支援提供をする。予防に関しても、ギャンブルのメリットデメリットを伝え、依存に陥らないような事前の教育と心のケアを中心としてアプローチを行う。

依存症対策は、何かのせいにすることでは生まれにくい。
そう考えます。

申し込み ※参加には事前申し込みが必要です。

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セミナーに関するお問い合わせ

電話:0745-24-7766(ワンネスグループ奈良オフィス)