やめられないをやめられるへ

ギャンブル・アルコール・ドラッグ・ゲーム・共依存生きづらさでお困りの方へ

柴 真也、伊藤 宏基、三宅 隆之、オーバーヘイム容子、矢澤 祐史

2017年923日(土祝)12:00~16:45(開場 11:00)

参加費無料(※資料代1,000円)ウィルあいち 大会議室

ウィルあいち 大会議室

参加費無料(※資料代1,000円)

先進的な取り組みを続けてきた2団体が、 初めてのジョイントイベントを開催します

アルコールやギャンブル、薬物、インターネットや人間関係など、「何か」に強く依存し、そのために日常生活が破たん、 家族や大切な人を巻き込んで苦しんでいる方は、相当数存在しています。こういった依存症に陥るケースは、年齢や性別、社会的な立場は関係なく、今、心の問題として社会的に注目され、対策が急がれています。

そんな中、国内において、先進的な取り組みを続けてきた2つの依存症回復支援団体がジョイントして、依存症について考えるイベントを開催。依存症の経験があり、現在、回復支援の専門家として活躍している施設代表者らが登壇、依存症について語り、業界の未来像を提言します。

問題解決のためには、まずは知ることから。
今、依存の症状にお悩みの方やご家族だけでなく、回復支援に携わる関係者の方にも、一緒に考えませんか?
「やめられない」をやめる、第一歩に。

名古屋ダルクとは

名古屋ダルクは全国で二番目のDARCとして平成元年に名古屋市北区に開設され、依存症や乱用、問題行動の相談、薬物乱用防止指導、依存症からの脱却に必要な知識やテクニックの教育指導、啓発などを行っています。一般的にDARCの指導員は当事者、いわゆる"依存症回復者スタッフ"ですが、自己体験に基づく為、教育できる範囲が狭いのが悩みでした。

名古屋DARCはお陰様で29年目を迎えました。老舗のDARCとして新しい試みを取り入れています。ワンネスグループと提携し、国際水準の依存症回復支援サービスを目指し提供していきたいと考えています。現在、米国アディクション認定カウンセラーとICCE(国債アディクション専門職認定教育センター)認定リカバリーコーチなどアディクション支援の有資格者たちが勤務しており、相談や教育、カウンセリングを行っています。

ワンネスグループとは

ー般財団法人ワンネスグループは、特徴ある回復支援施設や相談支援機関など依存症についての包括支援に取り組む団体です。依存症からの脱却に必要な施設環境に、幅広い選択肢があることがワンネスグループの強みのひとつです。提供するプログラムは世界各国における最先端のスキルを随時導入。回復支援従事者の専門職化のため、各国と連携。コロンボプランICCE (国際アディクション専門職認定教育センター)、NADAI(国際アルコールドラッグインタベンショニスト協会)、IGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会)などの認定スキームを日本に導入しています。

また、農園や飲食店などの雇用創生事業、家族をサポートする「日本ファミリーインタベンションセンター」、依存症が背景となる触法行為をきっかけに回復の場へと促す「ダイバージョンセンター」では弁護士と連携しており、様々な角度から回復支援に取り組んでいます。

さらに、依存症の「予防教育」や「早期発見・早期対処・再発防止」といった公衆衛生に寄与する啓発活動 (セミナー、講演会、出版など)も行っております。失っていた自尊心や希望を取り戻し、自分らしい生き方をスタートしていただく「マイナス10からプラス10への回復」が、ワンネスグループが行なっているサポートです。

登壇者プロフィール

柴 真也

メインプレゼンテーター
柴 真也

NPO法人名古屋ダルク理事長

粗暴で酒乱な父と、京都のお嬢様育ち西陣織を営む名家で同志社英文科出身の母との家庭で長男として育つ。非行に走り12歳で補導、その傍ら貧困だった家庭を支える為に小学生からアルバイトをする。義務教育後は自分の夢は諦め、家庭を支えるため就労し定時制に進学。成績は学年2位。東芝下請け会社社員、レストラン店長を経て、18才のとき始めた営業職でセールスマンに、入社すぐ売上で東海地区の新人賞受賞。トップセールスマンになるが、働かない父の事で悩み、家計を支える。
その頃から楽しみを求めてアルコールや薬物、ギャンブルなどにのめり込んでいく。結果、仕事もできなくなり依存症になる。24才の時、名古屋DARCでリハビリを受け、社会復帰を果たし営業職、サラリーマンになる。
父や友を自死や依存症で亡くし、依存症者を助けたいという思いから会社を辞め、沖縄県の依存症回復施設に就職。30才の時、自身の出身である名古屋DARCの2代目代表に就任。現在に至る。

伊藤 宏基

メインプレゼンテーター
伊藤 宏基

ー般財団法人ワンネスグループ共同代表
ー般社団法人GARDEN代表
NADAI認定全米薬物・アルコールインタベンショニスト
ICCE認定リカバリーコーチ

三重大学卒。自身の回復経験をもとに、当事者や家族の支援を行うほか、各地の刑務所での覚せい剤離脱教育活動に従事。約7年間にわたる奈良少年刑務所内での教育活動への尽力と功績に対して、平成29年に大阪短編正管区長より感謝状を授与される。全国13カ所の刑務所を訪問し、受刑者に対し動機付け面接を行い回復へと導いている。一般社団法人GARDEN設立時より回復プログラムおよび施設運営に携わり、当事者性と専門性、愛情を持った支援を行い、多くの依存症からの回復者を輩出してきた。2017年よりワンネスグループ共同代表に就任。職員60名、クライアント140名に及ぶ日本最大規模の依存症回復支援施設の運営統括を行い、スタッフの育成にも力を注ぎながら、グループ全体の発展に尽力している。

三宅 隆之

メインプレゼンテーター
三宅 隆之

一般財団法人ワンネスグループ共同代表
一般社団法人セレニティパークジャパン代表
精神保健福社士

ラジオ局ディレクターとして勤務するも、ギャンブルやアルコールへの依存がもとで退職。2006年に依存脱却の歩みを始め、司法書士事務所勤務を経たのち、現在に至る。ギャンブルやアルコール依存症からの回復を通して得た経験をもとに、当事者や家族の支援を行うほか、全国各地で依存症についての理解を深めるための市民向けセミナーを開催。また、学校や企業における依存症予防・早期発見・早期対処をテーマにした講演も実施。最近は、IR(カジノを含む 統合型リゾート)の国内導入論議が高まる中、問題ギャンブルについての予防教育や啓発活動を行っている海外団体との連携を深め、それらの知見をもとに国内関係者に対して提言を行っている。NCPG(全米問題ギャンブル評議会)会員、IGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー 認定委員余)日本事務局長。

オーバーへイム容子

メインプレゼンテーター
オーバーへイム容子

ー般財団法人ワンネスグループ副代表
フラワーガーデン代表
NADAI認定全米薬物・アルコールインタベンショニスト
ICCE認定リカバリーコーチ

薬物依存・摂食障害からの回復者であり、2児の母。18年にわたる、依存症回復支 援業界での活動をベースに、現在、奈良県にある女性専用施設「フラワーガーデンの代表を務める。回復支援においては、安全で安心、アットホームな環境が提供できるよう配慮し、ひとつの家族としての施設を運営。またそれぞれの方の状況、状態に適した回復プログラムを提供する。適切な判断と深い愛情のある行動力で、女性らしさ、人間らしさを引き出していけるようにサポート。海外の依存症回復の専門家からも高い評価を得ている。施設以外でも、女子刑務所や少女苑に出向いて薬物離脱教育を実施するほか、高校など教育現場でも、薬物乱用防止の講演を行い、「どんな自分でも自信をもって『自分が好き』と言える自立した生き方」についてメッセージを送り続ける。依存症以外のさまざまな「生きづらさ」を抱える女性を支援するネットワークも積極的に構築しており、活動範囲も拡大中である。

矢澤 祐史

ファシリテーター
矢澤 祐史

ギブネスインターナショナル会長
Hero's Journey Conference Japan オーガナイザー

見失ってきた“自分”を取り戻すために必要な勇気を心に受け渡すこと、魂に火をつけることを自らの使命とし活動を続けている。心理療法やリーダーシップの分野で卓越した専門性を持つ「生きる伝説」たちを日本に招聘し、その教えを共有するワークショップを年間を通し開催。人が本来持っている能力や可能性を引き出す場を作り、その人だけのヒーローズジャーニーをサポートすることは、矢澤祐史がもっとも得意とするところであり、人生をかけたプロジェクトとなっている。生きる力を創造するために、人財育成の場のプロデュースを数多く手がけてきた。100人の社長をクリエイトするのが当面の目標。お互いのギフトを与えあえる=ギブネスできるメンバーシップを構成し、多岐に渡る分野で活動を続けている。また、各国の政府高官と並び、 国連に準ずる政府間組織コロンボプランICCEにおいては、日本でただ一人の理事に就任。

各団体について

icce

国際アディクション専門職認定教育センター

2009年2月にコロンボ計画の薬物語間プログラムの資格認定部門として設立された。アメリカ国務省の国際麻薬・ 法執行局(INL)が運営する世界規模の取り組みにも関 わる国際機関。アディクション回復支援を担う人材の育成や、資格認定に関して、全米アルコール・薬物カウンセラー協会からの全面的な協力を受けている。ICCEの主な目的は、先進国による依存症の最新の知見やエビデンスに基づく研究成果を、アジア太平洋地域に導入し、効果的かつ共通化されたプログラムを開発すること。またそのプログラムに基づいて、支援サービスを提供するカウンセラー、リカバリーコーチなどの人材育成にも努め、それら資格取得の運営も行っている。

先進国による、最新の依存症研究成果やプログラムを、世界で同じように共有することを目指す国際機関。
igccb

国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会

IGCCBは問題ギャンブラー・ギャンブル依存症者とその家族に、回復支援サービスを提供するカウンセラーに対して、資質・能力を認定するためのプログラムを運営。IGCCBは依存症に関してアメリカおよび国際的に広く認められている認定資格である。ギャンブル依存症の研究者を中心に組織されているIGCCBは、米国問題ギャンブル協議会(NCPG)と共同で認定試験の運営をしており、認定プログラムの中で、試験問題の開発や全体の方向性の決定を行っている。認定にはギャンブルに特化した研修と教育、実際にギャンブル依存症者を治療する臨床の場を監督するスーパービジョンのプログラムがあり、実践を非常に重視しているところに特徴がある。

ギャンブル依存症者支援に特化したカウンセリング技術を開発、カウンセラーを育成し、公衆衛生に寄与。
nadai

全米薬物アルコールインタベンショニスト協会

NADAIはインタベンショニストという職業の全米規模の職能団体。依存症を患っているものの、アルコールや薬物などの対象物を手放す意欲を持てていない当事者について、家族の了承を得て、間に入って積極的に働きかけ、回復の手段につながりやすくするインタベンション(介入)というプロセスをコーディネイトする仕事である。日本の依存症の現場ではインタベンションという手法は、まだ認知度が低いが、アメリカでは回復に向かう効果の高い方法としてよく知られており、専門職としても確立されている。NADAIは同時に依存症に関わるプログラムカウンセラーやセラピストなどの多様な職務に関して、資格認定のプログラムを運営している。

依存症回復への架け橋であるインタべンションを広め、国内における専門家としての立場確立を目指して。

国際アディクション専門職認定教育センター

icce

2009年2月にコロンボ計画の薬物語間プログラムの資格認定部門として設立された。アメリカ国務省の国際麻薬・ 法執行局(INL)が運営する世界規模の取り組みにも関 わる国際機関。アディクション回復支援を担う人材の育成や、資格認定に関して、全米アルコール・薬物カウンセラー協会からの全面的な協力を受けている。ICCEの主な目的は、先進国による依存症の最新の知見やエビデンスに基づく研究成果を、アジア太平洋地域に導入し、効果的かつ共通化されたプログラムを開発すること。またそのプログラムに基づいて、支援サービスを提供するカウンセラー、リカバリーコーチなどの人材育成にも努め、それら資格取得の運営も行っている。

先進国による、最新の依存症研究成果やプログラムを、世界で同じように共有することを目指す国際機関。

国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会

igccb

IGCCBは問題ギャンブラー・ギャンブル依存症者とその家族に、回復支援サービスを提供するカウンセラーに対して、資質・能力を認定するためのプログラムを運営。IGCCBは依存症に関してアメリカおよび国際的に広く認められている認定資格である。ギャンブル依存症の研究者を中心に組織されているIGCCBは、米国問題ギャンブル協議会(NCPG)と共同で認定試験の運営をしており、認定プログラムの中で、試験問題の開発や全体の方向性の決定を行っている。認定にはギャンブルに特化した研修と教育、実際にギャンブル依存症者を治療する臨床の場を監督するスーパービジョンのプログラムがあり、実践を非常に重視しているところに特徴がある。

ギャンブル依存症者支援に特化したカウンセリング技術を開発、カウンセラーを育成し、公衆衛生に寄与。

全米薬物アルコールインタベンショニスト協会

nadai

NADAIはインタベンショニストという職業の全米規模の職能団体。依存症を患っているものの、アルコールや薬物などの対象物を手放す意欲を持てていない当事者について、家族の了承を得て、間に入って積極的に働きかけ、回復の手段につながりやすくするインタベンション(介入)というプロセスをコーディネイトする仕事である。日本の依存症の現場ではインタベンションという手法は、まだ認知度が低いが、アメリカでは回復に向かう効果の高い方法としてよく知られており、専門職としても確立されている。NADAIは同時に依存症に関わるプログラムカウンセラーやセラピストなどの多様な職務に関して、資格認定のプログラムを運営している。

依存症回復への架け橋であるインタべンションを広め、国内における専門家としての立場確立を目指して。
やめられないをやめられるへ ギャンブル・アルコール・ドラッグ・ゲーム・共依存生きづらさでお困りの方へ
柴 真也、伊藤 宏基、三宅 隆之、オーバーヘイム容子、矢澤 祐史

2017年923日(土祝)12:00~16:45(開場 11:00)

参加費無料(※資料代1,000円)ウィルあいち 大会議室

ウィルあいち 大会議室

参加費無料(※資料代1,000円)

会場近くの地図

アクセス

会場「ウィルあいち」
愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地までのアクセス。

  • 地下鉄名城線「市役所駅」
    2番出口より東へ徒歩約10分
  • 名代瀬戸線「東大手」駅
    南へ徒歩約8分
  • 基幹バス「市役所」下車
    東へ徒歩約10分
  • 市バス幹名駅1「市政資料館南」下車
    北へ徒歩約5分

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愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地までのアクセス。

  • 地下鉄名城線「市役所駅」
    2番出口より東へ徒歩約10分
  • 名代瀬戸線「東大手」駅
    南へ徒歩約8分
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お問い合わせ・申し込み

一般財団法人ワンネスグループ奈良オフィス

TEL:0745-24-7766

MAIL:info@oneness-g.com