依存症経験者の視点で「生きやすい」社会づくりを目指す ONENESS GROUP ワンネスグループ

依存症相談ダイアル0120-111-351受付 月曜〜金曜10:00〜17:00依存症相談ダイアル0120-111-351受付 月曜〜金曜10:00〜17:00
  • HOME>
  • アルコール依存症

アルコール依存症を知る

身近な存在のアルコールで依存症に…。
健康を害したり、社会生活が破綻するなど、
気軽で身近だからこそ、注意が必要です。

アルコール依存症とは?

身近だからこそ考えたい「アルコール依存症」

私たちにとってアルコールは生活の一部として存在しており、身近な存在です。
日本では古くから、地域の祭りや神事に欠かせないものであり、日本酒や焼酎など、日本の伝統的な食文化でも深く浸透しています。日常生活においては、コンビニエンスストアで24時間いつでも購入できますし、人間関係を潤滑にする一助を担う手段としても活用されています。日本は古くより飲酒に関して、寛容な文化とも言えます。しかし、「アルコールは依存性のある薬物」という面は、あまり認識されていません。
日常生活に当たり前に存在しているものに、依存性があるとは意識せず、無防備に体内に取り込んでいるのが現状でしょう。またアルコールは生活習慣病を引き起こす要因として知られていますが、健康問題だけでなく、飲酒運転による交通事故、暴力や虐待、自死などの社会問題の陰にも、アルコール問題が潜んでいることが、実は少なくありません。

健康問題や社会問題を減らすための国の取り組み

2014年6月に施行された「アルコール健康障害対策基本法」では、こうしたアルコールが引き起こす健康問題や社会問題を減らすため、国としての基本理念を包括的に定めています。飲酒行動に関しては、まったく飲酒しない人から、大量に飲酒をする人まで段階的に分けられており、通常は飲酒量が増えるに従って、問題の数と重症度は増えていきます。そしてこの状況が進むとアルコール依存症に至ります。

飲酒行動の分布(厚生労働省ホームページより)飲酒行動の分布(厚生労働省ホームページより)

なお、アルコール依存症は、世界保健機関やアメリカ精神医学会などの国際診断基準において、薬物依存症と同じ精神疾患に分類され、診断基準があります。
公式病名について、アメリカ精神医学会の基準(DSM)では「アルコール使用障害」という名称を用いています。

依存症かどうかをチェック

世界保健機関の国際疾病分類(ICD)や、アメリカ精神医学会の基準(DSM)といった診断に用いる基準以外に、自身の状態を知る上で参考になるチェック項目(スクリーニングテスト)があります。ここでは、世界保健機関により作成されたAUDIT(Alcohol Use Disorders Identification Test)をご紹介します。

過去1年間の飲酒状況についてそれぞれの質問で最も近い回答を選んでください。カッコ内は点数です。

質 問 回 答
1

1
あなたはアルコール含有飲料をどのくらいの頻度で飲みますか?

飲まない(0)
1 カ月に 1 度以下(1)
1 カ月に 2 ~ 4 度(2)
1 週に 2 ~ 3 度(3)
1 週に 4 度以上(4)
2

2
飲酒するときには通常どのくらいの量を飲みますか?
注)ただし、日本酒 1 合= 2 ドリンク
  ビール大瓶 1 本= 2.5 ドリンク
  ウイスキー水割りダブル 1 杯= 2 ドリンク
  焼酎お湯割り 1 杯= 1 ドリンク
  ワイングラス 1 杯= 1.5 ドリンク位
  梅酒小コップ 1 杯= 1 ドリンク

1 ~ 2 ドリンク(0)
3 ~ 4 ドリンク(1)
5 ~ 6 ドリンク(2)
7 ~ 9 ドリンク(3)
10 ドリンク以上(4)
3

3
1 度に 6 ドリンク以上飲酒することがどのくらいの頻度でありますか?

ない(0)
1 カ月に 1 度未満(1)
1 カ月に 1 度(2)
1 週に 1 度(3)
毎日あるいはほとんど毎日(4)
4

4
過去 1 年間に、飲み始めると止められなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

ない(0)
1 カ月に 1 度未満(1)
1 カ月に 1 度(2)
1 週に 1 度(3)
毎日あるいはほとんど毎日(4)
5

5
過去 1 年間に、普通だと行えることを飲酒していたためにできなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

ない(0)
1 カ月に 1 度未満(1)
1 カ月に 1 度(2)
1 週に 1 度(3)
毎日あるいはほとんど毎日(4)
6

6
過去 1 年間に、深酒の後体調を整えるために、朝迎え酒をしなければならなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

ない(0)
1 カ月に 1 度未満(1)
1 カ月に 1 度(2)
1 週に 1 度(3)
毎日あるいはほとんど毎日(4)
7

7
過去 1 年間に、飲酒後罪悪感や自責の念にかられたことが、どのくらいの頻度でありましたか?

ない(0)
1 カ月に 1 度未満(1)
1 カ月に 1 度(2)
1 週に 1 度(3)
毎日あるいはほとんど毎日(4)
8

8
過去 1 年間に、飲酒のため前夜の出来事を思い出せなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?

ない(0)
1 カ月に 1 度未満(1)
1 カ月に 1 度(2)
1 週に 1 度(3)
毎日あるいはほとんど毎日(4)
9

9
あなたの飲酒のために、あなた自身か他の誰かがけがをしたことがありますか?

ない(0)
あるが、過去 1 年にはなし(2)
過去 1 年間にあり(4)
10

10
肉親や親戚、友人、医師、あるいは他の健康管理にたずさわる人が、あなたの飲酒について心配したり、飲酒量を減らすように勧めたりしたことがありますか?

ない(0)
あるが、過去 1 年にはなし(2)
過去 1 年間にあり(4)

以上10個の質問の点数を合計して、
8点から19点の方は「危険性の高い飲酒者」、20点以上の方は「アルコール依存症の疑い」となります。

なお、チェック項目についてはほかにもありますが、あくまで依存症かどうかの可能性を判断するものです。結局は、チェックされているご自身が「いまの状況をどう捉え、これからどうしたいのか」を考え、考えた方向性に沿った行動をすることが大切です。

ワンネスグループのスタッフが語る
「アルコール依存症」の経験

吉田 純(セレニティパークジャパン沖縄)

お酒との出会いは16歳でした。当時は周りの大人たちのように、気分を高めるために飲み始めたのを覚えています。幼少の頃より集団に馴染めず漠然と劣等感を抱えていて、気分を晴らすための特効薬を探していたのかもしれません。高校を卒業するあたりから先輩に連れられて居酒屋やスナックで飲むようになり、20代の頃は友人や恋人と楽しく会話をしながら飲めていました。二日酔いも笑い話で済まされていたものです。それが30代になると二日酔いによる遅刻、欠勤が常習的となり、ブラックアウトや失禁も頻繁に起こるようになりました。その頃から意識的に人間関係を避け、仕事も長く続けることが困難になっていききました。

体験談はYouTubeでもご覧いただけます

田名網 岳(沖縄GARDEN)

アルコール依存症の父をもち、物心がついた頃から正月や祭りなどで酒を口にしていて、中学生の頃には父と一緒に水割りを飲むようになっていました。酒癖としては悪くなかったのでとくに周りから咎められることもなく楽しいお酒を飲み続けていました。20歳で父を酒で亡くし、お酒好きであった母も膵臓がんで36歳の時に亡くしました。事あるごとに飲む理由を増やし酒量が増え続けた結果、肝臓の数値は4桁をゆうに超え、顔つきも酷い状態になって行きました。最後には、離婚後に中々会えない子供たちに会うことよりも酒を飲むことを選んでいる自分に気づき、連続飲酒に入り、「このままブラックアウトして目が覚めなければ楽になれる…」と思いながら大量のアルコールを摂取していました。

アルコール依存症から脱却するために

~ 一般的な社会資源について ~

  • ・アルコール外来など依存症治療を標榜している病院やクリニックなど、専門医療機関の受診
  • ・「自助グループ」と呼ばれる依存症当事者ミーティングへの参加
    (アルコール依存症では断酒会やAAが代表的なグループとしてあります)
  • ・民間のカウンセリングルームの利用。
  • ・民間の依存症回復支援施設の利用。

それぞれの機関は、利用料の有り無し、保険適用の有無、通所か入所か、サポート体制の濃さ、プログラム内容など、異なった特徴を持っています。ひとつだけ利用する人もいれば、幾つか組み合わせて利用している人もいますが、いずれにせよ、今までの苦しい生き方を変えるためには、どのような方法にせよ今までとは違った行動をとる必要があります。

~ ワンネスグループができること ~

依存症相談の提供

ワンネスグループでは、以下の方法で
個別相談を受け付けています。
依存症を経験したスタッフ、
家族としての立場を経験したスタッフが
お話を伺います。

電話
(依存症相談ダイアル) 0120-111-351
(月曜〜金曜 10:00〜17:00)
メール
(依存症sosメール相談) sos@oneness-g.com
LINE
下記ボタンから友達登録後、
タイムラインに直接相談をお送りいただけます。

来所
各施設・各拠点に直接ご連絡いただくか
(依存症相談ダイアル) 0120-111-351へ連絡いただき日程調整をおこないます。

施設入所プログラム共同生活を通してアルコールに
頼らない生き方を学び実践

  • GARDEN奈良
  • GARDEN沖縄
  • SERENITY PARK JAPAN OKINAWAセレニティパーク
    ジャパン沖縄
    (那覇・南城)
  • Flower Gardenフラワーガーデン
    (奈良/女性専用施設)

アルコール依存症専門の支援を提供

ワンネスグループでは、依存症に関する国際的な支援団体と連携して、
世界基準のプログラムをオリジナル化しています。
また国内で専門カウンセラー育成のための講座を開き、脱却の手段を広めています。

回復プログラム勉強会(ステップスタディグループ)
大阪会場/名古屋会場/沖縄(那覇)会場

ワンネスグループでは、
大阪・名古屋・沖縄(那覇)で
依存症脱却プログラムの
勉強会(ステップスタディグループ)を開催。
自助グループ的な雰囲気で
ワンネス出版発行の書籍ほか、
依存脱却の参考になる文献の読みあわせや経験のシェアなどを行っています。
参加無料/事前予約は不要
詳しくは(依存症相談ダイアル) 0120-111-351
(月曜〜金曜 10:00〜17:00)
メール:info@oneness-g.comまで