心身の回復とウェルビーイングな生き直しをワンネス財団 ONENESS GROUP FOUNDATION心身の回復とウェルビーイングな生き直しをワンネス財団 ONENESS GROUP FOUNDATION心身の回復とウェルビーイングな生き直しを。

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インタベンション

本人が回復・成長を受け入れない時、
専門家によるインタベンションが効果的です。

回復と成長には、本人が自信の状態を自覚し、現状を見つめ直す機会を作ることが大切です。

ただ本人は問題を矮小化したり、責任転嫁したりすることで、回復を回避しようとしがちです。

この時、効果的なのが「インタベンション(介入)」です。これはメンタルヘルスケア先進国の米国において、支援の現場でメジャーな手法で、専門のトレーニングを受けたインタべンショニストが、ご家族やパートナー、職場の方からの依頼を受けて、本人と直接面会し、周りの方に変わって施設でのカリキュラムを受けるように促します。

ワンネス財団はインタベンショニスト教育の専門機関として、米国組織より認定を受けており、国内で唯一、国際認定を受けたインタベンショニストが在籍しています。

また日本ファミリーインタベンションセンターを設置。ご家族だけでご本人に向き合うのではなく、専門家であるインタベンショニストが第三者として間に入り、水先案内人となって回復と克服・成長へつなげます。

今までに2000件を超える介入を実施しています。依存症(依存している状態)や精神疾患、ひきこもりの問題の対応のほか、触法者の逮捕・勾留・起訴などのタイミングで介入を行うことも可能です。

スタッフからのメッセージ

日本ファミリーインタベンションセンター代表 池田 秀行

日本ファミリー
インタベンションセンター代表池田 秀行

インタベンションとは、依存症などの問題により、ご本人やご家族の状況が悪化し、ハイリスクな状態にありながら、現状を受容することが困難な当事者に対し、ご家族に代わって、センタースタッフが、寄り添いながら説得を行い、回復支援施設入所など、しかるべき回復のための手段へ繋げるサービスです。

私たちがご家族からの相談受ける時、本人の問題への認識はそれぞれです。

例えば依存症の問題の場合、家族は依存対象をやめさせようと手を尽くしきっているのに、「自分は依存はしていない」「依存している状況にはあるが、自分はまだマシな方」「まだ自分でなんとかなる」「法律に触れている訳じゃない」「周りの方がおかしい」「これしか人生の楽しみがない」など、自身の問題を矮小化、あるいは正当化している傾向にあります。

このような状態で、家族や周囲の方が、いくら正論で諭しても、本人は意識を変えるどころか、さらにストレスを受け、対話を避けることや、場合によっては再び問題行動に走るなど、状況は悪化する可能性があります。

私たちインタベンションを行うスタッフも、過去に依存や生きづらさなどの人生に問題を抱えた経験しています。

本人が「私は依存などしていない」などと言う場合でも、心の何処かでは「このままではいけない」と感じていることを、私たちは自身の経験と、インタベンションの実績のなかで知っています。ですから私たちはわずかな可能性に、自分たちがどん底だった頃の経験や、そこからどう生き直したかというプロセスを正直に伝えています。

人生に苦しんだ経験を持つ私たちだから、当事者の気持ちに寄り添いながらラポール(信頼関係)を築き、依存などの諸問題からの脱却へ導くことができると考え、ひとりでも多くの方を回復とその後の成長につなげられるよう活動を続けています。

またインタベンションセンターには、ご家族の安全確保という役割もあります。依存などの問題行動にによって精神的に、あるいは経済的に困っているご家族や、暴力や暴言を受けているご家族に、安心と安全を提供します。

精神的にも身体的にも、ご家族が本人から距離を取り、愛情を持って手を離した時から、本人は今の自分や現状を見据えられる時期に移ります。

現在、当センターでは、年間、全国で約40〜50件のインタベンションを実施しています。そのうち約8割の方がワンネス財団の施設などに入所し、回復への道を歩み始めています。残り2割のうち約半数は、少し時間を経て、回復への道を歩み始められます。

現在ワンネス財団へ入所されている方のうち、約半数は当センターのインタベンションを経て入所されました。

私たちスタッフは、研修や現場での経験を重ね、つねにインタベンションの専門スキルを向上できるよう学び続けています。インタベンションは、依存症などの問題を抱えた状況からの脱却を始め、生き甲斐を持って生き直すためのスタート地点に着くために、非常に効果の高いサービスです。

少しでも希望を感じていただければ、一度、お気軽にお電話ください。

インタベンションを受けた方のメッセージインタベンションを
受けた方のメッセージ

沖縄GARDENスタッフ大久保秀司

私は今、ワンネス財団の沖縄GARDENで施設スタッフとして、回復支援のサポートをしています。かつてインタベンションを受け、当財団の施設へクライアントとして入所し、回復の道を歩みはじめました。

インタベンションを受ける時、ほとんどの当事者は、とても警戒していると思います。

私もインタベンションを受けた時、スタッフのことを、怪しい何かの勧誘ではないのかとしか思っていませんでした。しかし、だんだんと話を進めていくうちに、自分がいかに大変な状況にあるのか、またこのままでは破滅しかないといったたことに、徐々に気づかされていきました。そのリアルさに、状況の深刻さがわかるようになっていきました。同じ苦しみを過去に味わっているスタッフだからこそ、リアリティのある話が進められるのだと思います。

しかしまだその時点では、頭では分かってはいるけれど、まだ自分でどうにかなると思っている人がほとんどだと思います。

そのため、施設への入所には否定的ですし、現状のままどうにか生活を続けていく方法を一生懸命ひねり出そうとします。ご家族には見捨てないでほしいと訴えたり、今の仕事を理由に将来がなくなるなどともっともらしい理由を作り出したりします。

でも、本当は自分自身がもう一人では解決できない状態だと、一番よく知っているのです。それを後押しするのがインタベンションなのかなと思っています。たとえその日、入所に繋がらなかったとしても、スタッフからの言葉はどこかに残っていると思います。しかし、一旦すべてを捨てて入所する決心が簡単にはできないのも事実です。

ご家族の方にお願いしたいことは、どんなにご本人にその場で泣きつかれても、それを聞いてしまえば、同じことがまた延々と繰り返されることを念頭に置いておいて欲しいということです。その場では感謝されるかもしれませんが、結果は今日まで続いてきた辛い日常が再び始まります。ご本人の幸せを本当に望むのなら、インタベンションの際には、愛情を持って、突き放す覚悟で臨んでほしいと切に願います。

逮捕や起訴を問題脱却のきっかけにするダイバージョン逮捕や起訴を問題脱却の
きっかけにするダイバージョン

これからの時代を自分の生き甲斐を持って
幸せに生きるための学びのカリキュラム

ダイバージョンは日本語で「転換」という意味を持ち、刑事手続きの用語では、犯罪に対して通常の司法手続きを回避して他の非刑罰的処理方法を採用することをいいます。

ワンネス財団ではダイバージョンセンターを設置し、依存症(依存している状態)や精神疾患などの問題が原因やその背景となり、法に触れる行為を繰り返してしまう方も少なくありません。

刑罰だけでは再犯を防止できないこのような方を、適切な支援へ繋げるために、弁護士と連携してサポートにあたっています。またワンネス財団施設入所者が抱える各種法律問題の相談にも応じています。