依存症経験者の視点で「生きやすい」社会づくりを目指す ONENESS GROUP ワンネスグループ

依存症相談ダイアル0120-111-351受付 月曜〜金曜10:00〜17:00依存症相談ダイアル0120-111-351受付 月曜〜金曜10:00〜17:00
  • HOME>
  • 回復のステップ

回復のステップ

「依存症は回復します」と
ワンネスグループは宣言します。

しかし、その道のりは短くはありません。
依存対象を使わない日々のなかで顕著になる自身の「生きづらさ」に向き合う必要があり、
もしかすると自身の生き方そのものを変える必要が出てくるかもしれません。

その道のりを一気にではなく、
「ステップバイステップ(一歩ずつ)」の気持ちで進むことで、
やがて心身の健康だけではなく、依存対象に出会う前より
もっと素晴らしい生き方を手にすることだって可能になるのです。
それが、私たちワンネスグループの経験です。

依存対象を使わずに、
健康的で充実した生活を送り続けることを、
私たちは
「マイナス10からプラス10への回復」と呼んでいます。

ワンネスグループでは「回復」の定義に
以下の5つを加えて考えています。

  • 1回復はプロセスであって、
    できごとではない
  • 1クリーン(依存対象をやめ続けること)を目指すほとんどの人が、
    一度は失敗している
  • 1回復は簡単ではない
  • 1回復は「生物的」「心理的」「社会的」「霊的(スピリチュアル)」な面からなる
  • 1回復とは「自分のケアをしっかりと行う」こと

ワンネスグループ依存症回復8つのポイント

ワンネスグループ依存症回復
8つのポイント

  • POINT 1

    「治療共同体メソッド」に基づいた
    効果のある施設生活

    治療共同体とは、依存症回復の根幹となる手法。回復を目指す方がともに規則正しく健康的に共同生活を送り、段階が進んだ人が、新しく入った方を仲間として導きサポートします。ワンネスグループはこの手法を確立したアメリカ・アリゾナ州にある『アミティ』を手本とした依存症回復支援施設です。

  • POINT 2

    依存の背景にある「生きづらさ」を
    深く見つめる良質なプログラム

    依存症回復支援の先進国である欧米には、高い効果が実証されているプログラムが豊富にあります。ワンネスグループでは海外よりプログラムを導入し、日本の文化にあわせてオリジナル化して提供。依存対象から離れて、自分自身を見つめ直します。さらに、再発を予防するプログラムも提供。施設利用後の生活に役立ちます。

  • POINT 3

    社会復帰を目指して
    包括的支援を実現

    依存症回復の最終目標は、依存対象を使わずに仕事や日常生活を続けて行くこと。その方の能力を活かした仕事に就いて自立を目指します。ワンネスグループでは仕事をしながら回復を続けるためのサポートを提供。また回復後、カウンセラーやコーチとして資格を取り、全国の当グループ施設スタッフとして働くことも可能です。また、就労に向けた練習の場も用意しています。

  • POINT 4

    弁護士を通じて
    司法サポートに対応

    依存症が原因とされる刑事手続きにおいて、法的な立場からの手助けを行う「ダイバージョンセンター」をワンネスグループでは設置しています。弁護士とグループスタッフが連携してサポートしています。入所後に向き合わなければならない法的問題(金銭、仕事、家庭など)にも相談に応じています。
    ※各施設は法務省自立準備ホームの登録を行っています。

  • POINT 5

    インタベンションによる
    早期介入

    依存症もほかの疾患と同じように「早期発見、早期対応」が大切です。しかしご家族の説得を当事者が受け入れないなど、話が進展しづらい場合もあります。依存症問題を抱えるご家族と当事者の間に第三者として話合いに加わり、回復へと導くのがインタベンションです。ご家族からのご相談を受け、インタベンションに伺い、多くの方を回復へと導いています。

  • POINT 6

    本人と同じように
    家族を支援

    依存症で苦しむのはご本人だけでなく、まわりのご家族も同じです。私たちは依存症で傷ついたご家族を支援します。家族会を結成し、同じ悩みを持つ方々で関係性を築き、ともに回復を目指しています。また依存症の親を持つ子どもたちのケアや予防啓発にも力を入れています。

  • POINT 7

    世界の支援団体と連携

    欧米にはギャンブルやアルコール依存症に関するさまざまな団体があり、回復支援のプログラムも豊富で、専門家も多く活躍しています。SPJではICCE(国際アディクション専門職認定教育センター)やIGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会)などの団体と関係を結び、その優れたプログラムを日本に導入、交流を行っています。

  • POINT 8

    通所プログラムを提案

    休職や休学して施設に入所することが困難な方のために、施設に通いながら回復支援を受けるプログラム(週末通所コース)を導入しています。また状態によっては単にギャンブルを断つだけでなく、節制することで状況の改善を図るプログラムも考案しています。

回復のきっかけ

変容のステージ 症状の継続 または再発 維持期 無関心期 関心期 計画期 実施期

止めたいのに止められない。これは、何も本人に限った事ではありません。 コントロールが効かないことによって、様々な問題が起こったとしても、依存症者の家族は
「どうして分かってくれないんだろう、もう、今回限りだから」
「この人はどうしようも無い人だ、だけど、 もしかしたら性根を入れ替えて頑張ってくれるかもしれない」
という思いで、家族の側も本人の問題を肩代わりをしてしまうことがよくあります。

本人が回復のスタートを切るために必要なのは、実は、 本人の前に家族の皆さんが「依存症の正しい知識や対応方法」を手にする事なのです。

ワンネスグループが各地でファミリーグループ(家族会)や各種セミナーを開催し、 相談ダイアルを設置しているのは、まさに、ご家族に依存症という病気への関心を持っていただき、 得た知識を実践していただく勇気を持っていただくという事が目的だからです。よく「他人は変えられないが、自分は変えられる」「自分が変われば、他人も変わる」と言います。 今まで必死になって依存症(依存症かもしれない)本人に関わってきた、 その方法を一度棚上げして、より良い方法を手にされることをお勧めします。

ご家族・ご本人が依存症で困ったら… 依存症SOSメール相談
依存症SOSメール相談

ご家族の側が、正しい知識を得て、正しく対処しようと心に決めた。 しかし、どうしても本人は治療回復に拒否的だ…という場合は 「インタベンション」という手段があります。
依存の状態に陥っている人は 「酒、薬、ギャンブルを続けるためには、どのよう行動すれば良いか?」 という事ばかりを考えている一方、 「このまま続けて行ったら、どうにもならなくなる」 という考えも同時に持っています。
インタベンションは、このようなジレンマに陥っている方を 治療回復に繋げていくための手段です。
また、依存症が背景と疑われる触法行為により、逮捕、勾留、起訴という事態が生じた場合には、「ダイバージョン」という手段をとる事も考えられます。担当弁護士とワンネスグループスタッフが連携して、回復のきっかけを後押しします。
日本ではワンネスグループのみが持つスキルをご活用ください。

回復のプロセス
治療共同体メソッド

ワンネスグループの各施設は、欧米を中心に行われている治療効果の高い 「治療共同体(セラピューティック・コミュニティー=TC)」モデルを採用しています。(以下TC)
TCとは、人間の行動様式を改善する事を目的とする共同体です。 責任を伴った共同生活という環境の中で体系化された手法が実践されます。

※ 行動様式…行動の仕方のこと。
特に、特定の個人ではなく「日本人の行動様式」「社員の行動様式」といった具合に、
特定の集団やグループなどに共通の特徴的な行動の様式のことを指す。

段階(ステージ)別によるプログラム段階(ステージ)別によるプログラム

ワンネスグループの各施設では、上記の様なステージ制により、 それぞれの治療段階に応じた生活訓練や依存脱却のプログラムの提供を行っています。治療段階が進んだ利用者は、新しい仲間たち(新規利用者=ステージ1のメンバー)を支えていきます。

「生物的」「心理的」「社会的」「霊的(スピリチュアル)」な回復

これらのプログラムを経ていく中で、その人の中に大きな精神的変化が現れます。 その変化の結果、もう、アルコールや薬を使う、ギャンブルをする理由が無くなっていきます。

動機としては「自分ではコントロールできない依存対象を止めたい」という事ですが、 ワンネスグループのプログラムは、何かを止めるためのプログラムと言うより、 自身が変化成長し続けるプロセスの中で、振り返ってみれば 止めている期間が続いているというものなのです。

  • 生物的な回復

    • 十分な量の休息をとる
    • 健康的な食事をとる
    • 定期的に医者にかかる
    • 医者の指示に従う
    • 定期的に歯科医にかかる
    • 歯科医の指示に従う
    • ストレスの特定とマネジメントを行う
    • ニコチンを避ける
    • 過剰なカフェインを避ける
    • 薬物やアルコールを避ける
  • 心理的な回復

    • セラピストを受診する
    • セラピストのアドバイスに従う
    • 感情の特定とマネジメントを行う
    • ストレスの特定とマネジメントを行う
    • コアの問題を特定する
    • 知的なチャレンジ
    • ネガティブになることを避ける
    • (自分の存在の)目的や意味の感覚を養う
    • 認知的な歪みを認識する
    • 自己肯定感(自尊感情)を育む
  • 社会的な回復

    • 健康的な人間(恋愛)関係
    • メンター(導き手)との共同作業
    • 回復を楽しむ
    • ソーバーサポートシステム
    • 健康的な関係への意欲と能力
    • パートナーとの健康的な関係への意欲と能力
    • 他の人を信じて愛せる
    • 愛情と信頼を得ることができる
    • 健康的な家族関係
    • 社会へのお返し
    • 自分自身との関係
    • ポジティブな友人
  • 霊的(スピリチュアル)な回復

    • 祈り
    • 黙想
    • スピリチュアルな書籍を読む
    • スピリチュアルな人たちとの
      フォローシップ(仲間関係)
    • スピリチュアルなサービスへの参加
    • 倫理観や価値観
    • 自分の問題全部に関する正直さ
    • 謙虚さの実践
    • 自然との共同意識

これらの回復のなかで、単に我慢し続けて止め続けるということでは得づらい成長が手に入り、無限の可能性を感じる事ができます。
過去、依存対象をコントロールできなかった事により、ある人は大切な人を傷つけ、自身を傷つけ、法律に触れる事さえあり、後ろ指を指されるような事ばかりを起こしてきました。
しかし、依存対象を止めるという事は、新しく生きる第一歩。
大きく羽ばたき幸せな人生を送るための第一歩となるのです。

ご家族にも癒しと回復を

依存症とは、ご本人はもちろんですが、そのご家族も深く傷つけてしまう問題です。
たとえご本人が依存症から回復できたとしても、ご家族が傷ついたままでは本当の回復とは言えないと私たちは思います。

ご家族にも同じように回復が必要です。

私たちは依存症の問題を抱えて来られたご家族にも寄り添い、回復のためのプログラムを提供しています。

また家族会(ワンネスファミリーグループ)が活発に活動しており、勉強会やイベントを通じて、家族同士が交流を深めていただくアットホームなコミュニティになっています。