依存症経験者の視点で「生きやすい」社会づくりを目指す ONENESS GROUP ワンネスグループ

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ギャンブル等依存症を知る

多くの人が趣味の範囲内で
楽しむことができているギャンブル。
それなのに、まさか自分が…まさかあの人が…。
アルコールや薬物への依存のように
身体に大きな影響は出ないものの、
時間や金銭のコントロールができないことから、家庭や職場など社会的な場面に影響が見られます。

ギャンブル等依存症とは?

IR(統合型リゾートの)の国内導入議論で
関心が高まっている「ギャンブル等依存症」

ギャンブル等依存症とは、パチンコやパチスロ、公営競技(競馬・競輪・競艇・オートレース)、くじ(宝くじ・スポーツくじ)のようなギャンブル(賭け事)に過度にのめりこむことで自分をコントロールできなくなり、結果として、家族や周囲の人たちを傷つけ、社会生活が送れなくなってしまう状態を言います。

また、最近のワンネスグループへの相談で増えてきているのは、一部の金融商品(FXやバイナリーオプション等)への投資がコントロールできないという内容。投資がギャンブルに当たるのかという議論がある一方で、過度な投資をやめられずに苦しんでいるご本人やご家族が少なからずいらっしゃるのも事実です。

※パチンコやパチスロは、法的にはギャンブルではなく風営法上の遊技とされていますが、その営業形態や射幸性からギャンブルのひとつと捉え、「ギャンブル依存症」ではなく「ギャンブル等依存症」とすることがあります。なお、2018年10月5日に施行された「ギャンブル等依存症対策基本法」では、ギャンブル等依存症の定義を、『ギャンブル等(法律の定めるところにより行われる公営競技、ぱちんこ屋に係る遊技その他の射幸行為をいう。)にのめり込むことにより日常生活又は社会生活に支障が生じている状態をいう。』としています(条文一部抜粋)。

ギャンブル等依存症対策基本法が作られるに至った大きなきっかけとして考えられるのは、日本国内へのIR(統合型リゾート)の導入。IRのなかにカジノが含まれるということが、依存症者の増加につながるのではないかという懸念が強いことから、カジノのみならずギャンブルやギャンブル性のある遊技も含めた包括的な依存症対策を行っていくことにつながりました。

ワンネスグループの考えとしては、過度に懸念を抱かず冷静に依存症対策・・・それも根本的な対策を進めていく必要があるということ。ギャンブルの存在自体が依存症を作り出しているという単純な話ではなく、表面的な批判では何の解決にもつながりません。大切なのは次の項で触れる、その人自身の「こころの問題」の解決です。

趣味程度にできる人から、問題が起こっても
やめられない人まで

趣味程度にできる人から、問題が起こってもやめられない人まで趣味程度にできる人から、問題が起こってもやめられない人まで

ギャンブル等依存症の状態が進行することにより、時には高額・高頻度の借金、窃盗や横領などの罪を犯してでも、ギャンブルを続けてしまう場合があります。

ギャンブルによって得られる刺激や高揚感などを脳が「報酬」「良いもの」と認識することで、
娯楽や気分転換になる方が多くいます。
その一方で、依存症者や依存の傾向の高いかたは、自身の苦しい生き方や、こころのなかに生じるネガティブな感情(ワンネスグループでは、生きづらさ・生きづらい感情と呼んでいます)の対処手段としてギャンブルの刺激や高揚感を欲するようになるので、時間や金銭のコントロールが効かなくなり、問題が生じてもやめられないという状態に陥るのです。
ですので、ギャンブル等依存症は「(脳の)病気」という表現もできれば、「こころの問題」という見方もできます。

なお、ギャンブル依存症については、すでに世界保健機関やアメリカ精神医学会などの国際診断基準において、アルコールや薬物依存症と同じ精神疾患に分類されています。
公式病名は世界保健機関(国際疾病分類/ICD)では「病的賭博」、アメリカ精神医学会の基準(DSM)では「ギャンブル障害」とされています。

依存症かどうかをチェック

診断基準とは別に、自身の状態を知る上で参考になるチェック項目(スクリーニングテスト)があります。
ここでは、SOGS(サウス・オークス・ギャンブリングスクリーン)を挙げます。
なお、チェック項目については、他にもギャンブル等依存症の当事者グループであるGA(ギャンブラーズ・アノニマス)がメンバーの経験を集積し作成した「20の質問」があります。
これらは、あくまで依存症かどうかの可能性を判断するものです。結局は、チェックされているご自身が「いまの状況をどう捉え、これからどうしたいのか」を考え、考えた方向性に沿った行動をすることが大切です。

質 問 回 答
1

1
ギャンブルで負けたとき、負けた分を取り返そうとして別の日にまたギャンブルをしますか?

(a)しない 
(b)2回に1回する
(c)たいていする 
(c)いつもそうする
2

2
ギャンブルで負けたときも、勝っていると嘘をついたことがありますか?

(a)ない 
(b)半分はそうする
(c)たいていそうする
3

3
ギャンブルのために何か問題が生じたことがありますか?

(a)ない 
(b)以前はあったが今はない
(c)ある
4

4
自分がしようと思った以上にギャンブルにはまったことがありますか?

(a)ある
(b)ない
5

5
ギャンブルのために人から非難を受けたことがありますか?

(a)ある
(b)ない
6

6
自分のギャンブル癖やその結果生じた事柄に対して、悪いなと感じたことがありますか?

(a)ある
(b)ない
7

7
ギャンブルをやめようと思っても、不可能だと感じたことがありますか?

(a)ある
(b)ない
8

8
ギャンブルの証拠となる券などを、家族の目に触れぬように隠したことがありますか?

(a)ある
(b)ない
9

9
ギャンブルに使う金に関して、家族と口論になったことがありますか?

(a)ある
(b)ない
10

10
借りた金をギャンブルに使ってしまい、返せなくなったことがありますか?

(a)ある
(b)ない
11

11
ギャンブルのために、仕事や学業をさぼったことがありますか?

(a)ある
(b)ない
12

1
ギャンブルに使う金はどのようにして作りますか? またどのようにして借金しますか?
あてはまるもの全てに○を

(a)生活費を削って 
(b)配偶者から
(c)親戚・知人から 
(d)銀行から
(e)サラ金から 
(f)定期預金の解約
(g)保険の解約 
(h)家財を売って
(i)その他(     )

質問1:c.d 質問2・3:b.c 質問4〜11:aが各1点 質問12は○1つにつき1点。
3点、4点は「問題あるギャンブルの状態」 5点以上が「ギャンブル依存症の疑い」

ワンネスグループのスタッフや利用者が語る
「ギャンブル等依存症」の経験

岡本 拓也(セレニティパークジャパン奈良 利用者)

ギャンブルに初めて出会った当時、友人の家でアルバイトをしていたので金銭面には余裕がありました。ただ一度大きな勝ちをした事で「アルバイト無しで大金が欲しい、働くのが馬鹿らしい」と思ってしまい、当たるまでお金をつぎ込んでしまう事が多くなりました。酷い時には、財布の中身が無くなっても「次で当たる、もう少しで当たる、今止めたら次の人が当たる」という妄想が広がり一緒に行っていた友人からお金を借りてまでギャンブルをしていました。周囲からは「ギャンブルになると性格が変わった様に狂って見える」と言われたのですが私自身「借金をしていないので問題ない、(友人に)お金を借りているけれど、あいつにも貸しているからお互い様だ。」と言い訳ばかりを繰り返していました。その生活を21歳の頃まで続けたのですが、結婚をして子供が産まれた事で1年間はギャンブルを止めていました。当時は派遣の仕事で収入も安定していなかったので、正社員になった方が良いと自身で思い、慣れない営業職に転職しました。全く経験した事のない仕事をやることのストレスと契約が取れないプレッシャー、家庭でのすれ違いからギャンブルを始めた頃に体験した「仕事をせずに大金を得られる」事を思い出し、妻に内緒で借金をしてギャンブルにのめり込みました。始めの頃はお金欲しさでしたが徐々にストレス発散と自身の居場所になっていました。その方法でしか自分の存在価値が無いと思い込む事でギャンブルに逃げる日々を繰り返しました。

高橋 正宏(ワンネスグループ横浜オフィス)

私が競馬を初めてやったのは19歳の時、アルバイトの先輩に誘われたのがきっかけでした。
3年ほどは自分の稼ぎの範囲で誰に迷惑をかけることもなく、趣味と気晴らし程度で楽しめていました。依存的になっていったのは22歳で就職、結婚という転機を迎えてからでした。仕事の重圧、職場、親子間、家族間での人間関係のストレスが少しずつ溜まり始めてきてからだと思います。競馬場が虚無感を埋めてくれる落ち着ける場所となり、それに伴いそこで過ごす時間、使うお金も徐々に増えていきました。何よりも必要になった自分の居場所を失いたくなく、借金をしてまでも行くようになりました。その後はいつも自責の念、後悔で心が張り裂けそうになるにも関わらず依存の強度は止めどなく上がり、自分と関わった人たちを精神的にも追い詰め、不幸のどん底に突き落としていきました。

真篠 剛(ワンネスグループ本部 相談ダイアル担当)

10代後半にギャンブルと出会いました。当時は友人との遊びやコミュニケーションの一部として適度に遊べていました。大学への通学途中、目の色を変えて開店前から店に並ぶ人たちを横目に、「自分はこんなふうにはなりたくない」と思っていました。しかし、「負け」始めると周囲に自分の経済状況をさとられたくない思いから借金をするようになり、なんとか周囲に気づかれずに負けを取り戻したいという思いから依存に陥っていきました。必死で「負け」を取り戻そうとすればするほど、借金は増え、さらに自分のみじめな状況を知られたくないという思いも重なり、依存をさらに続け、孤立していきました。そして、留年や周囲・家族との関係不和、盗みまでするようになっていました。

ギャンブル等依存症から
脱却するために

~ 一般的な社会資源について ~

  • ・ギャンブル等依存症治療を標榜している病院やクリニックの受診またはデイケアの利用
  • ・「自助グループ」と呼ばれる依存症当事者ミーティングへの参加
    (ギャンブル等依存症ではGAが代表的なグループとしてあります)
  • ・精神保健福祉センターや保健所等で行われているギャンブル等依存症回復支援プログラムへの参加
  • ・民間のカウンセリングルームの利用
  • ・民間の依存症回復支援施設の利用

それぞれの機関は、利用料の有り無し、保険適用の有無、通所か入所か、サポート体制の濃さ、プログラム内容など、異なった特徴を持っています。ひとつだけ利用する人もいれば、幾つか組み合わせて利用している人もいますが、いずれにせよ、今までの苦しい生き方を変えるためには、どのような方法にせよ今までとは違った行動をとる必要があります。

~ ワンネスグループができること ~

依存症相談の提供

ワンネスグループでは、以下の方法で
個別相談を受け付けています。
依存症を経験したスタッフ、
家族としての立場を経験したスタッフがお話を伺います。

電話
(依存症相談ダイアル) 0120-111-351(月曜〜金曜 10:00〜17:00)
メール
(依存症sosメール相談) sos@oneness-g.com
LINE
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来所
各施設・各拠点に直接ご連絡いただくか
(依存症相談ダイアル) 0120-111-351へ連絡いただき日程調整をおこないます。

施設入所プログラム共同生活を通してギャンブルのない生き方を学び実践

  • SERENITY PARK JAPANセレニティパーク
    ジャパン
    (奈良)
  • SERENITY PARK JAPAN OKINAWAセレニティパーク
    ジャパン
    沖縄
    (那覇・南城)
  • SERENITY PARK JAPAN NAGOYAセレニティパーク
    ジャパン
    名古屋
    (名古屋)
  • Flower Gardenフラワーガーデン
    (奈良/女性専用施設)

週末通所コース仕事や学業で施設入所のハードルが高い人向け

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    大阪オフィス
  • ワンネスグループ
    横浜オフィス
  • SERENITY PARK JAPAN NAGOYAセレニティパーク
    ジャパン名古屋
    (名古屋)

ギャンブル依存症専門の支援を提供

ワンネスグループでは、
ギャンブル依存症に関する国際的な支援団体のひとつであるIGCCB(国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会)の日本窓口として、世界基準のプログラムをオリジナル化しています。また国内で専門カウンセラー育成のための講座を開き、脱却の手段を広めています。

IGCCB

IGCCB
国際問題ギャンブルカウンセラー認定委員会

回復プログラム勉強会(ステップスタディグループ)
大阪会場/名古屋会場/沖縄(那覇)会場

ワンネスグループでは、
大阪・名古屋・沖縄(那覇)で
依存症脱却プログラムの
勉強会(ステップスタディグループ)を開催。
自助グループ的な雰囲気で
ワンネス出版発行の書籍ほか、
依存脱却の参考になる文献の読みあわせや経験のシェアなどを行っています。
参加無料/事前予約は不要
詳しくは(依存症相談ダイアル) 0120-111-351(月曜〜金曜 10:00〜17:00)
メール:info@oneness-g.comまで