精神科看護から見た依存症

(25)若者のスマートドラッグ問題と昔の大分県の進学事情

2017年7月16日 コメントする

現在、若者の間でスマートドラッグが問題になっています。
ドラッグに関しては、危険ドラッグだけではなく処方薬、市販薬もあります。
「頭が良くなる薬」「記憶力が良くなる薬」といわれているようです。
これは、欧米で90年代に問題になったといいます。

さて、私の出身地大分県は現在は東大合格率40番台常連です。
しかし、昔は東大合格率全国一位でした。
私の亡き母は生前「私は高校2年までいけない大学は無いと先生に言われてた」とか言ってたのですが(2年までってのが・・・)亡くなった後事実だったと判明。
大分県内の進学校が灘高校みたいな時代があったのです。

私が学生時代先生達に聞いた話ですが、試験のごとに成績でクラス替え、上位クラスは少数で優遇、下位クラスは多い人数というAKB48の総選挙もびっくりな状況だったとのこと。
うちの母は常に特別扱いされるクラスにいて、同じクラスの友達と修学旅行にも行かなかったとのこと。

また、朝礼のとき生徒の腕を検査して注射跡がないか確認していたそうです。
なぜなら、寝ずに勉強するために覚せい剤使用する生徒がいてそういう生徒に限って東大合格確実のレベルだったとのことです。
しかし、その結果有名大学に入っても退学、怠学が酷くなり問題となったそうです。

時代はめぐって私の時代はもう東大合格者出ない年もあるなど昔の栄光なし、過去の先輩たちのおかげで指定校推薦も少なくなってきている状況でした。
でも、学校行事などどこにも負けないくらい楽しかった学生時代でした。

しかし、極端に改革しすぎ・・・。
昔の東大合格率全国1位だった大分を黄金時代と言う人もいますが、灰色の時代だったという人もいます。

さて、現在スマートドラッグ使ってる学生さんはどうなっていくのでしょう。
危険ドラッグ、身体に問題を起こす薬だったら進学どころの問題ではありません。
心配です。

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