精神科看護から見た依存症

(27)芸能人の息子(容疑者)への保釈拒否に関して

2017年11月5日 コメントする

さて、有名モノマネタレントの息子が覚せい剤取り締まり法違反を起こしました。
親であるタレントは、容疑者となり留置所にいる息子の保釈をあえてさせませんでした。
このことについて私の意見を書かせていただきます。

息子の起こしたことは大きな問題です。被害者の女性も出ているからです。
留置所にいれば覚せい剤の無い環境に置かれるのは当然です。
しかし、このことは意味がありません。とはいえ、釈放して家に戻しても意味はないと考えます。

現在日本には80近くの民間回復施設があります。最善の策としては、保釈して民間の回復施設へ入所させ、危険ドラッグ、悪い行動に一緒に関係していた輩から離すことです。
親であるタレントも家族として、回復施設の職員(当事者)や当事者の家族の話に耳を傾けるべきです。

今回、容疑者である息子は闇カジノにもかかわっています。とすれば、日本初の治療共同体であり、ギャンブル依存の国際カウンセラーの勤務するワンネスグループは、大きな選択の一つだと思います。
また、ワンネスグループにはセレブ対応の施設もありますので。

余談ですが、民間依存症回復施設として有名なダルクの創設者である近藤恒夫氏がマーシーこと田代まさしをダルクにつなげたのは凄いとおもっています。

さて、もう冬が近づいています。皆さま何卒 お身体にはお気を付けくださいませ。

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