私が若い頃に勤務していた精神科病院のアルコール依存症のリハビリの中で「料理」がありました。
お酒どころかみりんも使えない。
お酒を連想して飲みたくなってしまうものもダメ。ニンニク、何故か銀杏も。
「どっちみち、退院したらお酒社会に戻るのに変なの!」って思ってました。
しかし、病院の近くではお酒飲まないようにしようと、思っている自分もいました。
時は流れ、矢澤代表と久しぶりに会うことになった時、新大阪の居酒屋さんを指定されました。
いいのかな〜、と思いつつ店に入ったら、矢澤氏が「お酒飲んでいいですよ、僕大丈夫だから」と、炭酸水を飲んでいました。
私は、あまりの暑さに一杯だけと、ビールを飲みました。
人生で初めて、依存症だと分かっている方の前でお酒を飲みました。
同時に、依存症に対する考えが大きく変わった日でした。