精神科看護から見た依存症

(5)底つきの底上げ

2016年2月24日 コメントする

皆様お久しぶりです。

最近では、依存症に関する問題がマスメディアに毎日のように出ており、ワンネスグループの方々もマスメディアに度々出て依存症について解りやすくお話しされています。

さて、私が20代の頃に依存症担当のナースをしていた時には「依存症は底つき体験をして地獄を見ないと回復に繋がらない」と言われていました。このことに対して疑問も有りましたが、依存症の知識の乏しいまま担当をさせられたので、そうなのだろうかと思ってました。

時は過ぎ、私が依存症の研究調査を始めて様々な回復施設の方々と共に回復について考えるようになってから、底つき体験で全てを失ってしまったら自殺の確率も高くなる、それを回避するためには底つきの底上げが必要なのではないかという話を真剣にするようになっていました。

行き詰まっていた時に、ワンネスグループの矢澤代表と10数年ぶりに再開し、矢澤代表が国際的に依存症回復の主役となっている治療共同体であるワンネスグループを設立していること、底つきの底上げ、ギャンブル依存症についてもインタベーション(介入)していることを知りました。

そして、ワンネスグループのスタッフの方々を紹介していただき、ワンネスグループの本部に通い、底つきの底上げについて様々なことをおしえていただき、話し合うことができました。また、共同で研究発表をさせていただく機会も得ました。

ワンネスグループの方々と依存症の底つきの底上げについてこれからも学んで行き、ブログにも時々書き込んで行きたいと思いますのでよろしくお願いします‼︎

寒い日が続きますが、お身体に気をつけて桜の季節が来るのを楽しみにしましょう。

 

 

 

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