精神科看護から見た依存症

(16)薬物探索行動と危険ドラッグの定義

2016年9月30日 コメントする

ニコチン(タバコ)は、依存性の薬物です。

法には触れませんが、吸っている本人の主流煙より、間接的に有害なニコチンの副流煙を吸う第3者に多大な人体の問題をあたえる物質です。

我が国は、喫煙に対し海外に比べ寛容なところがあります。

 

ある好青年(ヘビースモーカーだけが欠点)に、お酒は、酒税を高くしても意味はないが、タバコに関してはWHOなどが増税、金額のUPを推奨していると言うことを話しました。

そう言ったところその青年は「煙草が高価な嗜好品になって手に入らなくなったら、強盗とかしてしまうかも」と言いました。

これは、薬物探索行動で、「煙草一本くれない⁉︎」から、危険ドラッグや、そうではない依存症で犯罪を犯してまで依存の対象に依存できる状態にしていく行動です。

ここから言えば、ニコチン(タバコ)も危険ドラッグの類になるから高額にし、課税を繰り返すのはいけないのではないかと思われる方もいるかもしれません。

しかし、ニコチン(タバコ)の問題の顕在化には必要なことだと思えます。

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