テーマ アディクションの治療に関するヒプノシス
アディクションの治療にヒプノシスを組み込むことで、治療成果の向上が見込まれます。ヒプノシスのテクニックは、認知・行動・ステップなどの治療アプローチの枠組みに統合できます。このようなアプローチは意識的な変化のモデルを扱いますが、対照的にヒプノシスは無意識のこころの中において変化を誘発するというもので、ミルトン・エリクソンが先駆者となった考え方です。ヒプノシスの神経学的なメカニズムはいまだほとんど解明されていませんが、この手法は低リスクで強力なレパートリーとして、人生を破壊し続ける状態への治療を可能にします。ヒプノシスは一般的な落とし穴への有効な対処法を示せ、それにより個人を長く続く変化へと方向づけることができます。この講演では、ヒプノシスの基本知識を提供し、フォーマル／インフォーマルの両方のトランスワークが体系的な治療に組み込める多様な方法を説明します。参加者の方は治療の視野を大幅に広げることができるでしょう。
- 現在のアメリカ国内におけるアディクション治療の基準は何か？
- 適切なアディクションの治療に関して科学者や医療関係者の間で起こっている論争は何か？
- ヒプノシスやエリクソン式アプローチを今あるプログラムや治療に取り入れる方法は？
- 薬物乱用の経歴のある人に心の無意識の部分を信頼するように望むことは現実的か？
- 変化に対する認知的モデルと無意識モデルとの違いは？
- これらのアプローチは治療のレパートリーにどんなプラスとなるか？
