治療的司法「裁判を生き直しの場に」

第2回「菅原先生から見て、ワンネスグループの活動はどうですか?」

2016年4月11日 コメントする

ワンネスダイバージョンセンター代表の弁護士、菅原直美先生にご登場いただくブログ、
『治療的司法「裁判を生き直しの場に」』。

ワンネスグループの活動をダイバージョンセンター開設前から支えて頂いている菅原先生に、
今回は、グループの印象や、今後への期待などをお聞きしました。

聞き手は、セレニティパークジャパン代表の三宅隆之です。

 

P1040427


■菅原先生こんにちは。いつも私たちの活動を支えて頂きありがとうございます。
今日はよろしくお願いいたします。

三宅さん、こんにちは。三宅さんとは、3年ほど前から私の担当している裁判などで一緒にお仕事をさせていただく機会が多くなっていますよね。今日は改めてお話しできることを楽しみにしています。

 

■早速ですが、菅原先生からみて、私たちの施設の印象はどうですか?

第1回目のインタビューでもお話ししましたが、とにかく笑顔が多いな~と思います。みなさん楽しそうですよね。笑

また、住宅地の中に施設があるというのも、とても良い点ですよね。なかなかこのような立地に施設を作るのは難しいと思うのですが、地域に受け入られらるための工夫はされているんですか?

 

■逆に質問されてしまいましたが、例えばみんなで清掃活動をしたり、挨拶をしたり、地域の皆様に受け入れられるような努力を続けています。施設の中には町内会の行事に参加しているところもあるんですよ。
ところで、それぞれのスタッフの印象はどうでしょうか?

挨拶って大事ですよね。スタッフさんはみなさん礼儀正しいので、私の方が勉強になることも多いです。服装なども気を遣っていらっしゃるんですよね。また、みなさんとても勉強熱心だなと思います。お休みの日も研修などをたくさん受けられていて、ちゃんと休まれているのか心配になることもありますよ。

三宅さんには私から弁護士など専門職向けのご講演をお願い機会もありますよね。ワンネスの取り組みなどを発表していただく際も、写真や資料を使ってプログラムを丁寧に説明していただけるので大変助かっています。

 

■そう言っていただけると嬉しいです。まだまだ工夫が必要なところがあるので、わたしたちも日々研鑽を積みたいと思っています。

最後に、私たちの施設に期待することなどあれば教えてください。

例えが適切かどうかちょっと自信がないのですが、大学に進学したいと思っているとして、そのために塾に通うときには、たくさんの塾から、自分が良いと感じたり、人から勧められたりしながら、ひとつの塾を選んでそこに通いますよね。

私は施設についてもなんとなく同じかな~と思っていて、選べること、たくさんの選択肢があることが大切なんじゃないかな、と思っています。

依存症から回復したいと願う方やそのご家族が、それぞれにあう施設を選ぶことができるように、いろんな施設があってほしいです。

その中で、積極的に国内外の治療プログラムを学んだり取り入れたりしているワンネスグループのような施設が存在するということは、依存症からの回復を願う人たちや社会にとって大きな存在意義があると私は考えていますよ。

■そう言っていただけると嬉しいです。今日もありがとうございました。

==================
菅原先生、今回もありがとうございました!
先生のような専門家の方々、地域の皆さんをはじめ、
本当に多くの皆さんの支えによって、地域の中で活動することが出来ています。

ワンネスダイバージョンセンターのURLは、こちらです。
http://www.oneness-diversion.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

top

-->