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- 私たちにも助けが必要だった~依存症問題を抱えたご家族の物語~
2016.08.24
【新】共依存と闘う道のり ① プロローグ/ミルキーウェイ
(ブログ編集部より)
本日より新しいエピソードがスタートします。
薬物依存症者の母親、ミルキーウェイさんが回復へ向けた道のりを綴ります。
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二番目に授かった子供であった事もありますが、物心つくころから手のかからない「いい子」。
活発で友達も多く、陽の暮れるまで遊んで、まっ黒になって帰ってくる我が家の「元気印」でした。
勉強もスポーツも遊びも誰にもひけを取らないくらい・・・ある意味「自慢の息子」でした。
高校、大学とストレートで入学、社会人になってからもスーツ姿できりっとした容姿に母親としての「期待」はふくらむ一方であれこれとかかわりすぎるくらい口出しをしていました。ずーっと「希望の星」で輝いてくれていれば・・・と私の心は息子達の将来にとらわれすぎていたと思います。
家庭は世間一般的な家庭でしたが家族間でいろいろと問題を抱えていました。
今にして思えば、親子、夫婦の間で本来の自分自身を見失っている機能不全に陥った状況であったと思います。息子達が親から離れて暮らすようになり、ほっとさせられる安堵感と同時にそんな問題が消え失せたかに思えた今から3年ほど前のこと、息子からの一本の電話「そっちに帰るけどいいかな」東京転勤になって半年後のことでした。
体調不良か精神的なストレスなのか、少し心配しましたが「帰っておいで」と返事。
少し安らげば、また戻るやろうぐらいに思っていました。主人と一緒に駅に迎えに行ったとき、彼の衝撃の姿に「唖然」となり顔も身体も以前の息子とは想像もつかない程、やつれていた姿にびっくりさせられました。
本人いわく精神的に不安定な状態だと、早速近くのクリニックへ同行して「病気」を治すことを最優先に考える日々でした。
つづく
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